2019年 05月 25日
アルバムの整理 5月の庭アヤメ科の花 |
アルバムの整理をほんの少ししました。
長年の家族の歴史の中に、所々だけどちゃんと私がいます。
美醜に敏感な若かりし頃はもちろん、未だもってカメラを向けられるのは苦手なのですが。
私の子ども時代は、カメラもフィルムも現像も
庶民のものになって間なしだった頃なのでしょう。
母に「今日は写真を撮るよ」と言われた日には、外だろうと家の中だろうと、それなりにおめかしをして、きちんとポーズをとらされた覚えがあります。
母は一流のカメラマンよろしく、場所の選定に始まり、足の揃え方や両手の置場所、髪の少しの乱れ、顎の角度まで一々手直しをしました。
その長い「母のための」時間が嫌で嫌で仕方がなかったことを思いだします。
一枚の写真の価値。
あの時代ならではのことです。
20,30,40,50代、見返すことなどなかった私の顔に見入っています。
人様にとって、それは見られる代物でないことはさておき、
あんなに嫌だと思っていた、この写真もあの写真もが案外良い表情をしている、、、
私なりに自分の顔を作ってきたのだな、、、
と、ふくふくとした感情にに満たされて、
そんなふうに感じられるようになった時の流れを思っているのです。
平成の半ば、フイルム写真はデジタルカメラにとって変わられました。
長年の家族の歴史の中に、所々だけどちゃんと私がいます。
美醜に敏感な若かりし頃はもちろん、未だもってカメラを向けられるのは苦手なのですが。
私の子ども時代は、カメラもフィルムも現像も
庶民のものになって間なしだった頃なのでしょう。
母に「今日は写真を撮るよ」と言われた日には、外だろうと家の中だろうと、それなりにおめかしをして、きちんとポーズをとらされた覚えがあります。
母は一流のカメラマンよろしく、場所の選定に始まり、足の揃え方や両手の置場所、髪の少しの乱れ、顎の角度まで一々手直しをしました。
その長い「母のための」時間が嫌で嫌で仕方がなかったことを思いだします。
一枚の写真の価値。
あの時代ならではのことです。
20,30,40,50代、見返すことなどなかった私の顔に見入っています。
人様にとって、それは見られる代物でないことはさておき、
あんなに嫌だと思っていた、この写真もあの写真もが案外良い表情をしている、、、
私なりに自分の顔を作ってきたのだな、、、
と、ふくふくとした感情にに満たされて、
そんなふうに感じられるようになった時の流れを思っているのです。
平成の半ば、フイルム写真はデジタルカメラにとって変わられました。
親の怠慢で、ただでさえ印画紙に残された記録の少ない末っ子がいます。
その彼女のために、アルバムの真っ白な台紙を取り出しました。
◎ジャーマンアイリス(ドイツアヤメ)
華やかな園芸種が数多くある。 高湿度の蒸れに弱く、イモごと腐ってしまう。
山の庭に咲くアヤメ科の花。
アヤメの仲間の一花は三日と持たずに萎んでしまいますが、一茎より二つか三つの蕾が次々に上がってきます。
追って、黄菖蒲、野花菖蒲、花菖蒲、ヒオウギが咲き始めます。
◎イチハツ (一初)
アヤメの仲間では一番早く咲くことに名の由来がある。
キモッコウバラの大きな茂みの中に潜って、撮影。
表側より
ジャーマンアイリス・インディアンチーフ
作出は90年前。
病害虫に強く育て易いこともあり、数多く普及している。
ジャーマンアイリス・ヘレン コリングウッド
作出は1949年
こちらも育てやすくよく見かける。
◎ヒメシャガ(姫射干)
シャガに似ているが、シャガの貪欲さが微塵もない可憐な花。
シャガが常緑に対して、こちらは冬には地上部が枯れる。
◎シャガ(射干)
イリス・ジャポニカの学名があるが、古く中国から帰化したという。
愛媛のエビネ園にて濃い紫の中国産を見たことがある。
日陰での群生、ランナーで勢いよく増える。
◎アヤメと水仙の葉が残る庭。
by yamaniwakotori
| 2019-05-25 08:55
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