2017年 08月 03日
ユウスゲ(夕萱)の花 |
5時のサイレンを聞いて庭仕事を終える頃、ユウスゲ(夕萱)が咲いていた。
昨年の今ごろ、丹波の道の駅で買ったユウスゲの蕾が膨らんでいるのに気付いて、3時の休憩に家の裏から門に移したばかり。
午後5時、その名のとおり夕方に咲いた。
薄いレモン色の花は、小振りで少し寂しげなな表情をしている。
170㎝、私の身長をゆうに越している。
翌日の朝10時、山の家に着くころには閉じていた。
これを地植えにするにはよほど考えてからだな。
仲間のヤブカンゾウに準じて、けっこう増えるらしいし。
丹後半島にブランド蟹で有名な間人といういう港町がある。
そこの海沿いの斜面にユウスゲが群生しているのを見た。
昼ひなかだったので、咲き柄だけが倒れ気味のひょろりとした茎の先にあった。
北摂の山里にユウスゲはあるのだろうか。
少なくとも私は見たことがない。
(ネットでは府内に絶滅寸前ながらあると)
山の家周辺、盛んに咲いているのはヤブカンゾウ(藪萱草)。
夏の代名詞だ。
球根ではないが玉状の髭根は頑固でよく増える。
草丈高く刈り取っても刈り取っても新たな芽を出す元気物だ。
同じく一重の花にノカンゾウ(野萱草)があるが、これも北摂ではなかなか見ることはかなわないだろう。
ノカンゾウは高知県立牧野植物園にて
その下の画像はニッコウキスゲ六甲高山植物園にて
かつて欧米のプラントハンターは、日本や中国のカンゾウの仲間(ヘメロカリス属)をもれなく持ち帰った。
そしてヘメロカリス属は改良され、数多の園芸品種を世に送ることになる。
愛好家もたくさんおられるらしい。
我が家のヘメロカリス
カンゾウは食用、薬用としても重用される。
若い芽はお浸しやヌタに、花や蕾は天ぷらに。
その恩恵 私も何度かいただいている。
昨年の今ごろ、丹波の道の駅で買ったユウスゲの蕾が膨らんでいるのに気付いて、3時の休憩に家の裏から門に移したばかり。
午後5時、その名のとおり夕方に咲いた。
薄いレモン色の花は、小振りで少し寂しげなな表情をしている。
170㎝、私の身長をゆうに越している。
翌日の朝10時、山の家に着くころには閉じていた。
これを地植えにするにはよほど考えてからだな。
仲間のヤブカンゾウに準じて、けっこう増えるらしいし。
丹後半島にブランド蟹で有名な間人といういう港町がある。
そこの海沿いの斜面にユウスゲが群生しているのを見た。
昼ひなかだったので、咲き柄だけが倒れ気味のひょろりとした茎の先にあった。
北摂の山里にユウスゲはあるのだろうか。
少なくとも私は見たことがない。
(ネットでは府内に絶滅寸前ながらあると)
山の家周辺、盛んに咲いているのはヤブカンゾウ(藪萱草)。
夏の代名詞だ。
球根ではないが玉状の髭根は頑固でよく増える。
草丈高く刈り取っても刈り取っても新たな芽を出す元気物だ。
同じく一重の花にノカンゾウ(野萱草)があるが、これも北摂ではなかなか見ることはかなわないだろう。
ノカンゾウは高知県立牧野植物園にて
その下の画像はニッコウキスゲ六甲高山植物園にて
かつて欧米のプラントハンターは、日本や中国のカンゾウの仲間(ヘメロカリス属)をもれなく持ち帰った。
そしてヘメロカリス属は改良され、数多の園芸品種を世に送ることになる。
愛好家もたくさんおられるらしい。
我が家のヘメロカリス
カンゾウは食用、薬用としても重用される。
若い芽はお浸しやヌタに、花や蕾は天ぷらに。
その恩恵 私も何度かいただいている。
by yamaniwakotori
| 2017-08-03 10:53
|
Comments(4)
ユウスゲ、優しい色合いですね。
ただ一つ咲くのですね。翌朝しぼむのですね。そう言えば月見草の色にも似ているでしょうか。
壷と良く合っているのは、kotoriさんのセンスの良さだと思います。
レモンイエローやなと思いましたが、昨日たまたま見ていた染色の番組があったのですが、その中で染色家の吉岡さんが、古来の色の話をされていました。きっと和名もあるのでしょうね。
ただ一つ咲くのですね。翌朝しぼむのですね。そう言えば月見草の色にも似ているでしょうか。
壷と良く合っているのは、kotoriさんのセンスの良さだと思います。
レモンイエローやなと思いましたが、昨日たまたま見ていた染色の番組があったのですが、その中で染色家の吉岡さんが、古来の色の話をされていました。きっと和名もあるのでしょうね。
0
Commented
by
yamaniwakotori at 2017-08-09 08:57
遊山さま
お変わりないですか?
そうですね、遊山さんに「和の色」というのを思い出させてもらいました。
ユウスゲの色を日本の色でいうと承和色(そわいろ)が近いのでしょうか。
ネット画像での色相でははっきりと言い切れません。
自然の物の色とはそういうものかもしれませんね。
言われる通り、道端に咲いているオオマツヨイグサ(一般に月見草と呼ばれていますが、、)の色に似ています。
あれもどちらかといえば夜に咲くのですよね。
蕾は次々に膨らんで一昨日は二ツ咲きました。
朝5時に行ってみてももう閉じています。
そして潔く花柄を落とします。
なかなか風情のある花です。
剛健なヤブカンゾウも庭に植えて株数を調整しまくっています。
今や数少ない存在感のある野草となりましたし、以外に好きになってきました。
福井農協の裏手の田にひまわりが満開ですよ。
お変わりないですか?
そうですね、遊山さんに「和の色」というのを思い出させてもらいました。
ユウスゲの色を日本の色でいうと承和色(そわいろ)が近いのでしょうか。
ネット画像での色相でははっきりと言い切れません。
自然の物の色とはそういうものかもしれませんね。
言われる通り、道端に咲いているオオマツヨイグサ(一般に月見草と呼ばれていますが、、)の色に似ています。
あれもどちらかといえば夜に咲くのですよね。
蕾は次々に膨らんで一昨日は二ツ咲きました。
朝5時に行ってみてももう閉じています。
そして潔く花柄を落とします。
なかなか風情のある花です。
剛健なヤブカンゾウも庭に植えて株数を調整しまくっています。
今や数少ない存在感のある野草となりましたし、以外に好きになってきました。
福井農協の裏手の田にひまわりが満開ですよ。
Commented
by
yamaniwakotori at 2017-08-10 06:10
ありがとうございます。
寄らせていただきます。
寄らせていただきます。